ダイワリールインプレ

ベイトフィネス機 アルファスAIR TW 8.6L【バス、ソルトで実釣インプレ】

今回はダイワのアルファスAIR TW 8.6Lを購入したので、インプレを書いていきます。

インプレ動画も出しているので、こちらも参考になると思います。
是非ご覧ください。

アルファスAIR TWの特徴

アルミボディ、海水対応


アルファスシリーズでお馴染み?の堅牢ボディ。
でも、ベイトフィネスリールは軽い方がいいと思う派なので、あまりウェルカムではない。
リールが軽いと操作感や感度、キャストの振り抜きに至るまでメリットだらけ。

巻物には重みがあるリールが好きだが、それはルアーが重かったり、抵抗があるルアーを使うからであって、軽くて引き抵抗が小さいルアーを使うベイトフィネスなら必要ないと思っている。
スティーズAIRも持っているので、シャッドを巻き比べるとよくわかる。

究極が欲しいなら「スティーズAIRを買え」という事だろう。

あとは海でも使用可能。
(使用後の水洗い、乾燥と注油は必須)

28mm超小口径スプール


世界最小?らしいスプールを採用。
スティーズAIRTWと変わらないスペックで1g台のルアーもキャスト可能。
ただ、スティーズとはマグネットの規格が違うため、全く同じフィーリングにはならない。慣れてる人はスティーズAIRの方が、細かいキャストに対応してくれるイメージ。
個人差あると思いますが、僕の場合はスティーズAIRの方がバックラッシュ少ないです。

注意事項

説明書からの抜粋ですが、28mmスプールのカリカリ仕様なので注意するべきことが書いてあります。

・推奨糸巻き量は30m
・スプールレスポンスが凄いから鋭いキャストは気をつけて
・500g以上のテンションでスプールにライン巻かないで(根がかりの時とか特に)
・16lb以上、15g以上はやめてね
・6lb以下とかPEはフレームとスプールの間に挟まったりするから気をつけて

他、キャスト時のブレーキ調整とか‥
めちゃくちゃ丁寧に書かれてます。

アルファスAIR TWを実際に使用して点数評価

【見た目、デザイン】5点


格好いいです。
今風なシャープかつ、飽きのきにくいデザインだなと思います。
それでいてサムレストのブランキング等、アルファスらしさはしっかり残ってて素晴らしい。
色合いもいい!

【巻き心地】3点


普通。
でもスティーズAIRよりはいいです。

【剛性感】4点


あります。
ただ、上記で説明したようにベイトフィネスにはいらない部分かと思っています。

【軽快感】4点


ここはベイトフィネスにとって重要な部分だと考えています。
もちろん良いんですが、スティーズAIRと比べると満点には届かない。
具体的には、パーミング感、自重、ハンドルがスティーズに負けている部分。ここら辺で軽快感に差がうまれてる気がします。

【価格とのバランス、コスパ】5点


ここがアルファスAIRの強み。
スティーズAIRをぶち抜いてます。アルファス約2台買えますからね(笑)

他リールとの比較

スティーズAIR TW


冒頭から書いてきましたが、やはり差はあります。

【1】僅かだが、アルファスより鋭めのキャストでもバックラッシュせずについてくる
【2】軽量
【3】コンパクト
【4】ハンドルからくる繊細な巻きと感度

軽量ルアーを扱う上で完璧な機能が盛り込まれており、迷いなく最高峰ベイトフィネスリールだと言いきれます。
上記項目で妥協できないものがあるなら絶対にスティーズを選ぶべき。

その代償が価格

1〜4の優位点は”あればいいな”ってものです。
価格が2倍ぐらい違うので、それを出して1〜4を得たいかどうか?で検討すると決めやすいかもしれません。

スピニングの領域へ…スティーズAIR TWは極限ベイトフィネス機【使用インプレ】スティーズAIR TWのインプレ記事です。本記事ではスティーズAIR TWのキャスト性能や巻き心地など、わかりやすく点数をつけてまとめています。購入検討されている方は必見です。...

PEラインでライトソルトに使ってみた


PE0.6(40m巻き) リーダーフロロ6lb(1ひろ)
ロッドは6ft3inchのL+

1g台のジグヘッドでもキャスト可能だったので、アジング、メバリング等のライトソルトにも対応可能かなと思います。0.6号でも釣りになる飛距離は確保できてます。

小さいジグのフォールや、ボトムでの感度、ヒットからの取り込みのスムーズさは流石ベイトリールって感じでした。

スピニングでいいのでは?って問題に関しては、スピニングとベイトの特性違いで使い分けるというケースバイケース。

【ベイトのメリット例】
太いラインでも飛距離が稼ぎやすい
フリーフォールがラク
巻き取り力がある

【スピニングのメリット例】
軽量ルアーの飛距離
ドラグが優秀
バックラッシュなどのトラブルがベイトに比べて少ない

これは1部ですが、それぞれのメリットを自分のフィールドに当てはめて選ぶのがベスト。

アルファスAIR TWの総合評価


完成度は高いと思います。
そこに約3万円という価格が合わさった、最高のベイトフィネス機。

バスはもちろん、渓流やソルトでも活躍できる1台なので、興味ある人はこのリールから入るのがいいかもしれません。
性能と価格のバランスを考えると、このリールがゴールになる可能性すらあります(笑)