今回は18イグジストについて書いていきます。
ご存じの通り?僕はシマノの18ステラを愛用しています。
そんな僕が18イグジストを使ってどのように感じたのか。
購入検討の参考になれば幸いです。
動画もあります。
細かなニュアンスはこちらの方が分かりやすいので是非!
18イグジストFC LT2500Sの特徴
モノコックボディ
今ではもう定番になってますが、モノコックボディ採用機種。
ボディ部分が一体成型で作られてます。
パーツを組み合わせてボディを構成する今までと違い、剛性の向上、ギアの大口径化、軽量化に一役買ってる。
ボディ素材もマグネシウムが使われていて、軽量ながら強いという、まさにLTコンセプト通り。
使った感じも良好で、巻きの強さ、軽さはかなり恩恵感じます。
自重と巻き出し
やっぱり軽い。
若干、モノコックボディと被りますが、ここはかなり重要な部分かなと。
僕のメインはバス釣りなので、軽いリールが活きます。
近年はロッドも軽量化されているので、それと合わせると鬼に金棒。
繊細なことはなんでもこなせるレベルの軽さ。
それにプラスしてザイオンエアローター装備なので、巻き出しが非常に軽い。
トラウト、バス、エギング、ライトゲーム、スモールプラグを使うシーバス等、繊細な釣りに非常に向いてる機種だと思います。
イグジストFC LT2500Sを実際に使用して点数評価
【見た目、デザイン】4点
発表当時は「地味」だという意見が多かったですが、個人的には飾らない感じで好きです。
飾らないけど細部の造り込みがみられ、所有欲を満たしてくれます。
でもなぁ。約7万には見えないような・・
【巻き心地】4.8点
巻き出しの軽さと巻き心地の良さが上手くバランスされた印象。
相当レベル高いです。
【剛性感】3.8点
ここはいつも実質的な強度、剛性、ではなく、釣り場でどのように感じるかで評価しています。モノコックボディでタフなのは間違いないんですが、軽快な印象の方が強いです。
【軽快感】5点
巻き出しの軽さだけでみると19ヴァンキッシュに劣ります。
しかし、18イグジストはボディの大きさやベールの感触等、トータルでみたときの仕上がり(軽快感)は抜群です。この項目は満点で間違いないです。むしろ10点では足りない。
【ドラグ】4.8点
フロロ5lbで北湖の太いバスが余裕だったので、十二分なドラグだと思います。この効き続けるようなドラグはオープンウォーターなら最高のキャッチ率を誇ると思います。
少し出過ぎるような印象があったので、-0.2としました。(たぶん好みの問題)
【価格とのバランス、コスパ】3.5点
ちょっと高すぎるかなぁ。7万近い価格ですから。
もう少し所有感があればよかったんだが・・
性能は抜群です。
他リールとの比較
18ステラ、19ヴァンキッシュ
これはネット上でもよく比較される2機種です。
全て所有している僕の意見としては、
18ステラー18イグジストー19ヴァンキッシュ
これは使用感を表した順番で、左に行くほどヘビーな使用感、右に行くほどライトな使用感となります。
18イグジストと19ヴァンキッシュはかなり近いです。
(※18イグジストはFCです。ノーマルはわかりませんが、おそらくこの位置関係は変化ないかなと推測します。)
ですので、自分のやりたい釣りがライトな使用感を求めるのか。ヘビーな使用感を求めるのかで選ぶモデルが変ります。
僕はメインがバス釣りなので、その分野で結論を出します。
バス釣りなら18イグジストがベストです。
理由
バスの場合、プラグとワームを使い分けるシーンがあり、プラグを安定して巻ける能力とワームを繊細に操る能力が求められます。
18イグジストは18ステラよりワームを操りやすく(軽い)、19ヴァンキッシュよりプラグを巻きやすい(モノコックボディ大口径ギアの恩恵?)。
つまり、1台でプラグもワームも超高レベルでこなせるのが18イグジストということになります。
その代わり、プラグ特化なら更に巻きが安定化する18ステラ、ワーム特化なら巻き出しが軽く、スラッグ管理が更に容易な19ヴァンキッシュに軍配があがる。
ドラグに関して
印象ですが、シマノは滑らかに効いて、不要なときにはしっかり止まるドラグ。
それに対し、18イグジストのドラグは効きながら魚をいなしていく感じのドラグです。
この辺は好みで。
18イグジスト総合評価
非常にバランスがいいリール。
持ってる人にはわかると思うんですが、
18ステラー18イグジストー19ヴァンキッシュ
この使用感を表した順番はまさにバランスの良さを表していて、18ステラみたいな力強い役割も出来るし、19ヴァンキッシュみたいな繊細な役割も出来る。(どちらかというと繊細な方が得意)
しかも繊細な操作であれば、19ヴァンキッシュなどの軽さで18イグジストを上回るような機種にも全く引けをとらない。中途半端な中間どころではないってことです。
自信を持ってお勧めできます。