今回はダイワから発売された21アルファスSV TWについて書いていきます。
インプレ動画を出しているので、こちらも参考になると思います。
是非ご覧ください。
21アルファスSV TWの特徴
アルミボディ
前からですが、アルファスは頑丈なボディで定評があります。
コンパクトかつ、タフな作りのおかげでルアーの対応幅が広い。
同じスプール径32mmの20タトゥーラSVと比べても、重いルアーを投げたときの安心感がまるで違います。
32mmのナローSVスプール
今年話題のSVブーストではないが、32mmのSVスプールをナロー化することにより、抜群のレスポンスを手に入れています。
遠投はやや苦手かな?と思いきや、十分に対応できるじゃないですか!
絶対的な飛距離は34mmリールに劣ってしまうが、近距離〜中距離キャストの精度が求められる小中規模のフィールドにおいては、これ以上ないほどのバーサタイルリール。
ハイパードライブデザイン
2021年からダイワが提唱するコンセプト。
上記であげたボディ、ギアの噛み合い率の見直しや、ベアリング支持など、ベイトリールの基本性能を高める設計コンセプトである。
このアルファスより先に使用したスティーズリミテッドや21ジリオンSV TW。同じハイパードライブデザインを採用したリールですが、しっかりと巻き性能の向上を感じることができました。
21アルファスSV TWを実際に使用して点数評価
【見た目、デザイン】4.5点
アルファスAIRにも採用されてるフレームですが、アルファスらしさ(サムレストブランキング)が残りつつ、今っぽくシャープにした感じがイイ!
満足感もあるし、飽きが来にくいデザイン。
【巻き心地】3.5点
悪くはない。
ただ、ここは値段相応かなと思います。
それでも1クラス下のタトゥーラSVと比べると、間違いなく良好。
【剛性感】4.5点
コンパクトなフォルムにアルミをまとっており、良い具合にかっちり感がある。
これは21ジリオンを上回るぐらい良いと思います。
また、キャストにも影響している気がしていて、1oz超えのルアーでも全く不安感、不快感がない。
32mmスプールでこれは驚異的。
【軽快感】4点
当然、アルミボディなので自重が結構ある。175g。
ただ、それでも軽いリールの部類です。そこに32mmナロースプールの性能も相まって、軽快感が損なわれていないという素晴らしさ。
ここを良い塩梅で両立できるリールはなかなか存在しない。
【価格とのバランス、コスパ】5点
文句なしです。
軽快なのにタフで長持ち。間違いなく損しないベイトリールかなと思います。
他リールとの比較
20タトゥーラSV TW
これも凄く良いリールなので、迷ってる人もいるでしょう。
実売価格の差は、6,000円前後でしょうかね。
答えは「迷えるならアルファス一択」ってことです。
価格的に絶対NGなら候補にはならないはずなので。
「いやいや、価格が高いんだからアルファスが良いのは当たり前」
仰る通りだと思います。
ただ、ポイントは【性能差が価格差を上回ってる】ってことです。
軽快さと剛性感の両立、巻き心地、快適に使えるルアーウエイト範囲、所有感・・
これらを合わせて考えると、価格差6,000円以上の価値があると思うからです。
21アルファスSV TWの総合評価
2021年のダイワベイトリールの中でも、相当な仕上がりの良さだと思います。
個人的に1位は21アルファスか21ジリオンか、って感じです。
それぐらい良い印象を受けたリールですし、検討されている方には激推ししたいリール。
是非、21アルファスSVを体験してみてください。