雑談

【2021年最新版】きっと役に立つ超基本的なベイトリールの選び方紹介

どうもです。

ご要望頂いたので、ベイトリールの選び方について書いていきたいと思います。

はじめに・・

この記事は超初心者向けではありません。
本当に始めたばかりの方が見ても「???」ってなりますのでよろしくです。

そんなのいいからオススメはどれなんだ!?って方は価格別おすすめベイトリールをご覧ください。

今はユーザーのニーズが細分化されて、大量のベイトリールがあります。
(むしろ潜在ニーズを掘り起こされてる?)

ヘビーバーサタイルにはどれ?巻物にはどれ?ワーム用は?最初の1台は?

などなど、悩みポイントは山ほどあります。

細かく選び方をみていくと基準が多すぎてキリがないので、今回は超超超シンプルに

「自分の使いたいルアーに合ったベイトリールを絞り込む方法」

を書きたいと思います。

ベイトリール選びで超重要な要素

ズバリ!

スプール径と糸巻き量

です。

これを見ることで、そのリールがどのような性格のリールなのか知ることができます。

ここさえ外さなければ、目的から大きく外れたリールを選んでしまうことは基本ないです。
あとはギア比やハンドル長、ブレーキシステムの好みで決めればいいかなと。

基準とすべきスプール径は34mm

詳しくみる前に基準を示しておきます。(糸巻き量に関しては後で書いています)

バス釣りにおいて、おそらく1番汎用性の高いスプール径が34mmです。
理由はバス釣りでよく使うルアーのウエイトが10g〜28g程度で、このウエイト範囲に1番対応できるのがスプール径34mmだと考えているため。

スプール径はリール公式サイトでスペックを見れば必ず載ってます。

例:20メタニウム、21ジリオンSV TW等

僕の感覚だと34mmリールは

7g〜28g(モデルによっては7gキツい場合もあり)

ぐらいのルアーウエイトに適してます。

じゃあこの34mmより、径が大きい、または小さいとどうなるか・・?

スプール径が大きいことによる効果

当然、スプールの回り出しは遅くなる。
ピッチングや近距離のキャストでルアーの軌道が浮き上がって狙いのポイントに入れられなかったり、軽いルアーの飛距離が落ちたり、コントロールしにくくなる。

その反面、28g(1oz)以上のルアーを投げた際の飛距離や使用する際の安心感が得られる。

↓アンタレスDC(37mmスプール)

上記の21アンタレスDCは飛距離抜群と謳われることが多いモデルですが、

スプール径にあったルアーを使うことが前提です(5/8oz〜)

なんでも1番飛ぶわけではなく、野池や霞ヶ浦等で活躍するであろう10g前後のルアーなどは34mm、32mmリールに全く及びません。

スプール径が小さいことによる効果

約21g(3/4oz)以上のルアーになってくると、スプールのノイズが大きくなったり、トラブルが増えたりします。(対応した太いラインが巻けない、キャスト切れ等)

反面、10g(3/8oz)以下の軽いルアーの操作性や飛距離を得られる。

↓スティーズCT(30mmスプール)

2019年以降では特にダイワが小口径スプールに力を入れており、軽量ルアーのコントロールにおいては目を見張るものがあります。
スティーズCT、21アルファスSV・・等


傾向として径が大きいほど、ヘビーな釣りに適したゴツい感じのリール、少ないほどライトな釣り方に適した軽快なリールとなります。

その中間で丁度バランスの良いスプール径が34mmとなります。

スプール径ごとの快適ウエイト

スプール径の大小による性格の違いは上で説明した通りです。

これを頭に入れておけば、今回のテーマである「自分の使いたいルアーに合ったベイトリールを絞り込む方法」は正直8割ぐらい完了です。

ここではもう少しわかりやすく、メジャーなスプール径を挙げて、その径がどのぐらいのルアーウエイトに適しているかを紹介します。
※超ざっくりなので、前後誤差あると思ってください。

32mm以下[2g〜21g]
スティーズAIR、アルデバランMGL、20タトゥーラSV TW等

34mm[7〜28g]
スティーズSV TW、メタニウムMGL、19アンタレス等

36mm[14g〜]
ジリオンTW系、リョウガ1520等

37mm[14g〜]
21アンタレスDC、12アンタレス等

38mm[17g〜]
アンタレスDC MD、19コンクエストDC等

こんな感じです。

糸巻き量を考慮する

上記に、よくあるスプール径にそれぞれマッチするであろうルアーウエイトを記載しました。
そこにプラスオンで糸巻き量を考慮することで、更にリール選びのマッチング度合いが増します。

例を出しますと・・

スプール径34mm[7g〜28g]のリールでスティーズA TWスティーズSV TWがあります。

それぞれ糸巻き量は14lbでスティーズAが115m、スティーズSVが90mです。

このような場合は、ほぼ間違いなく糸巻き量が少なく設定されている方が、軽めのルアーを使いやすいです。(スプール重量や幅などの細かな特徴はややこしいので省きます)

34mm[7g〜28g]で7g〜14g程度を多様するようなら、14lbが90mのスティーズSV。
14g〜28gを多様するなら14lbが115mのスティーズAというような絞り込みができます。

もちろんスティーズAで14g以下、スティーズSVで14g以上を使うことは全然問題ないです。
あくまでスプール径を軸として、より得意なウエイト域をみるための指標が糸巻き量となります。

そしてこの選び方をすれば、コトが綺麗に収まることが多いです。

7g〜14gを使いたくてスティーズSVを選んだとします。
当然、7g〜14g付近のルアーは重いルアーより引き抵抗が少なかったり、繊細なアクションが求められたります。

スティーズSVのスペックを見てみると・・

軽いし、ハンドルノブもフィネスなものがついている。

14g〜28gを使いたくてスティーズAを選んだとします。
当然、軽いルアーより引き抵抗が大きいし、リールに負荷がかかりやすくなります。

スティーズAのスペックを見てみると・・

頑丈なアルミボディでハンドルも長く、ノブもデカい。

つまり、スプール径と糸巻き量が多ければ頑丈なリール、少なければ軽快なリールに仕上げられていることが多いです。
メーカーがしっかりとスプールスペックに合わせてボディを作ってくれてるってことですね。

この基準から外れるものは、特殊な釣り用か変態用です。
頑丈なボディに超浅溝のコンクエストBFSとか。

まとめ

自分の使いたいルアーウエイトを考える

そのウエイトが1番当てはまるスプール径を決める

絞り出したモデルの糸巻き量を見て、更に絞り込む


これで大外しすることはなくなります。

ただし!!
これは僕が1番ベースになる考え方かなと思ってるだけで、他にも選ぶ要素はたくさんあります。
これに関しては僕のYoutubeチャンネルに登録しておいてもらえれば、動画中に呟くことが多いのでよければどうぞ。

↓結局おすすめはどれなんだ!!って人はこちら

【2022年版】大量にリールを買いまくった人の価格別おすすめベイトリール紹介この記事は大量にベイトリールを買った僕がおすすめできるベイトリールを価格別に紹介しています。ベイトリール選びで迷っている方は必見です。...