今回はハートランド722LRS-21を使用してしばらく経ったので、インプレを書いてみます。
こちらのハートランド722LRS-21はハートランドの中でもラインスラッグの出しやすさを重視したモデルになっており、ミドストやホバストを強く意識したロッドです。
使用用途は琵琶湖の秋冬ミドスト。
ミドスト以外にも様々なリグを使用したので、以下に書いていきますね。
曲がりなどは動画ご参考にどうぞ。
ハートランド722LRS-21のスペック確認
全長(m):2.18
継数(本):2
仕舞寸法(cm):113
自重(g):105
先径/元径(mm):1.4/11.9
適合ルアー(g):0.9~5
適合ライン(lb)2~4
適合ラインPE(号)0.3~0.8
こんな感じです。
パワー表記は「L」ですが、最近のLロッドに比べると72と長くて軽くもない。
ハートランド722LRS-21の使用感
PR通りですが、非常にロッドを振りやすい。
ティップはハリがあります。
ティップではなく、その下が柔らかめになっており、シェイクするとハリのあるティップ全体が自然と揺れます。
頑張って揺らそうとしなくても揺れてくれるわけです。
ティップの振れ幅でラインスラッグを出しやすくなる。
その反面で仕方ないと思うのですが、持ってる6102MLFS-19より確実にダルい。
(でもダルいからこその振りやすさ)
そしてもちろん、ハートランドなので長くて多少重くてもバランス取りがしっかりされていて、釣り場で重いなぁとは感じません。
キャスティング
少しクセがある。
ティップより、下側が柔らかいせいだと思う。
慣れの問題で解決します。
もちろん飛距離は十二分に飛びますよ。
上記で挙げたダルさがあるので、個人的には6102MLFS-19の空気を切るようなキャストの方が好みです。
魚とのやりとり
これは間違いなく6102MLFS-19より好み。
鍵曲がりのロッドと正反対なので、グイーーンとバットまで曲がりこみます。
しっかりとロッドに仕事をさせて魚をいなしている感がたまらないです。
急に魚が突っ込んだりすると極上の曲がりをします。
もちろん、曲がるからといって弱いわけでは決してないのでご安心を。
ハートランド722LRS-21に合わせるリール
軽いFC系の番手がおすすめ。
僕はPE0.6で18イグジストFC LT2500S、フロロ5(表記的にはオーバー)でルビアスエアリティFC LT2500S-XHを使用していますが、相性はバッチリだと思っています。
僕のメインフィールドは琵琶湖ですが、場所によって繊細さが必要な時は2000番クラスでもいいかなと。
ルビアスFCなども合うでしょうね。
使えるルアーについて
これは非常に多岐にわたります。
ミドスト、ホバストはもちろんですが、
ダウンショット、ネコリグ、ノーシンカーなどの基本から、小型プラグまで十分に対応します。
少しボヨンとするので、シャキシャキが好みな人は少し違和感かも。
その影響でミノーのトゥイッチなどもちょっと苦手かな?
とはいえ、ミノーは使えないからボックスから抜いていく・・なんてことは一切する必要なし。少し苦手なだけで使えるので。
許容範囲の5gを超えても全然投げられるけど、そのクラスになってくると「L」の繊細さが邪魔をするようになってきます。上手く操作できないルアーが増えてくるでしょう。
ハートランド722LRS-21を点数評価
【見た目】3.8点
渋い感じでなかなか良いのだが、EVAの質感が下位機種みたいなのとグリップの木目調がないのでマイナスしてます。
6102MLFS-19ではこんなことなかった気がしたのに。
【キャスティング】4点
シャープさはあるもののダルさもあるので個人的には少しマイナス。
投げやすいって人もいるかもしれない。
【操作性】4.8点
ラインスラッグを活かした操作は抜群である。
元々のコンセプトがそれなので、ほぼ満点としました。
ハートランドにこれを言ってはいけないんだと思いますが、この状態で短ければもっとやりやすいと思うw
【食い込み、乗りのよさ】5点
ティップはハリがありますが、下側が柔軟なので弾くことは少なそう。
使っててわかります。
【バーサタイル性】4点
なんでもやることはできるが、ダルさがあるのでそこを理解して購入するのが吉。
僕の場合、ミドスト、ホバストが主役なら722LRS-21。脇役なら6102MLFS-19でいきます。
ハートランド722LRS-21【総合評価】
間違いなく琵琶湖の晩秋〜春のミドストに活躍してくれると思う。
ミドスト(ホバスト)を軸にしつつ、ダウンショット、ネコリグでフォローを入れていくようなスタイルに最高の1本。
またオートマ的にシェイクできるので、シェイクが苦手な方にもマッチします。
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