どうもです。
今日はジリオンTW HLC1514を使ってきたのでインプレ記事を書いていきます。
1516という16lbが100m巻ける深溝Verもあるんですが、コチラは浅溝の方です。
動画はアップしたら貼ります。
【特徴】
36mmスプール。ワイドスプール。スプール重量16.1g。
キャパは14lbが100m。
自重215g。
ブレーキはロングキャスト用のマグフォース。
こんなとこです。
以下、わかりやすく点数(5点満点)をつけてジリオンTW HLC1514について書いていきます。
ダイワ ジリオンTW HLC 1514は14lb100mを全て出しきる!使用インプレ
【デザイン、見た目】3点
このデザインはそこまで好きではない。まぁここは好みなので、個人差あるかなと。
【パーミング】3.5点
ロッドとの相性もあると思いますが、大口径スプールならアンタレスDCの方がパーミングしやすいです。
【巻き心地】4点
巻き心地はすごくいい。ただシマノのような気持ち良く感じさせるヌルヌルな巻き心地ではない。
サラサラ系の巻き心地。サラサラ系は、気持ち良さでヌルヌル系に劣るものの、巻き感度の部分は優ってるかなと考えてます。ほんの僅かですけどね。ちなみにサラサラ系の最上位はリョウガです。(箱出しの状態での話)
【剛性感】4点
【軽快感】3.8点
がっしりしてます。
まぁこれは自重やデカいボディからくるものでわかるんですけど、意外や意外。
軽快感も結構感じます。
おそらくワイドスプール+14lbが100mという、このクラスにしては浅溝のスプールとHLCブレーキが合わさったおかげかなと思います。不思議な感じ。
なんとなく初代アンタレスの感覚に近いかも。(初代アンタレスはもっと不思議なフィーリングでした)
【近距離〜中距離〜遠投】5点
扱いやすいリールではないです。
誰にでも扱えるわけじゃないと思います。
でもサミングコントロールが出来る人なら、間違いなく最高のキャスト感と飛距離が得られます。
僕が使用して感じたところは、キャスト直後、インダクトローターが磁界に入ってブレーキがある程度かかってくれます。
ただ、キャスト後の中盤〜後半にかけてブレーキがガクンと抜けてラインが浮いてきます。
ここを上手くサミングで調整できれば、全ベイトリールの中で最強クラスの飛距離を叩き出せます。
そして案外近距離も悪くないという。
【価格と性能のバランス、コスパ】3点
クセが強いので、コスパがいいモデルではないと思われます。
わかってる人が飛距離求めて買うリール。
ジリオンTW HLC 1514【総合評価】4点
最高の飛び感が欲しい人は買いです。
ただ、8号以上のヘビキャロをされたい方は1516がおすすめ。1514ではラインがなくなります。
このリールの使いどころは、1/2oz〜1.5ozまでのルアーの飛距離を最大に引き出したい方向けかなと思います。
よってメタルジグやヘビキャロなどの、本当にぶっ飛ぶ系ルアーはライン足りません。
1516との違いは糸巻き量やベアリングですが、ラインをスプールエッジまで巻ききった状態だとするならば、スプール重量の関係で1514の方が軽めのルアーを扱いやすいはずです。
機会があれば買って試してみます。
最適なルアーウエイトは・・
14g〜
ぐらいです。
風などの釣り場環境による扱いにくさを考慮しても尚、飛距離を求める方は是非!
アンタレスDCとどっちがいいの?
スプール径と糸巻き量が違うので、厳密にいうと比べるものではないのですが、サミングが苦手な人はアンタレスDCがおすすめです。
サミングを上手く行ったHLCにはごく僅かに飛距離で劣るかもですが、ほぼ同等の飛距離を稼げて、かつトラブルの少なさで圧倒してます。