2020年の注目機種として発売されたワールドシャウラ1832R-2。
2日ほどみっちり使用したので、ファーストインプレしていきます。
今後、使い込んで使用感に変化があれば本記事に追加していきますね。
ちなみに2日とも使ったのは淀川で、バスとシーバスに1日フルで使用しました。
バスの方は動画ボツにしました(笑)
1752Rも持ってますが、少し違う感じだったので、そこも踏まえていきます。
所有ワールドシャウラ(ベイト)
1702R
1752R
1703R(青、赤、超赤)
1754R
17114R
1832R
1832R関連動画はこちら。
【特徴】
長さ8ft3inchで自重152g。Rテーパー。
ルアーの許容範囲は7〜30g。
早速買って使ってみた!注目のワールドシャウラ1832R-2は淡水から海まで使える万能竿だった【インプレ】
1832Rはコルクストレート復活で人気?
ワールドシャウラは青→赤→超赤とモデルチェンジを繰り返してきました。
青と赤まではコルクストレートを採用。
ダブルハンドキャストの際にどこを握っても力を入れやすいのと、最近のロッドにはあまりない見た目から人気を博していました。
ところが直近のモデルチェンジで超赤になったのと同時に7ft以上のベイトモデルはコルクストレートが廃止。トリガーが交換出来る新形状のグリップになったのは皆さんの記憶にも新しいと思います。
ところが・・
1832Rは7ft以上の超赤モデルなので、普通に考えれば新形状グリップのはずなんですが、なぜかコルクストレートに戻りました。
Twitter等でリサーチしていると、コルクストレートが原因で購買意欲が高まっているとの意見が散見される。
個人的にも、新形状グリップはトリガー交換目的でついている黒ネジが手に当たって痛いのでありがたいです・・(長時間使用の場合)
【見た目】5点
コルクグリップに戻ったのと、超赤のブランクスデザインは元々好きなので最高です。
コルクストレートのロッドは他にもありますよ!ってコメントで言われたりするんですが、ここは僕の変なこだわりがあって、グリップのシェイプ、各接続部とのバランスが大切で、ワールドシャウラは上記の処理が抜群なんです。
あとは廃盤ですが、シマノのファイナルディメンションも最高でした。
なので、コルクなら何でも良いってわけではなく、コンクエストとかブラックレーベルとかはダメなんです。
【キャスティング】5点
ここはワールドシャウラの真骨頂でしょう。
大口径ガイドで太糸のモノフィラやPEのノット抜けもよく、気持ちよく飛距離が出ます。
硬さでいうなら
1752R>1832R≧1702R
こんな感じです。
【操作性】3点
基本的にただ巻きやプラグのトゥイッチやジャークで使うのを推奨。
バスの底物シェイクはキツイです。
ズル引きなら出来るけど、柔らかいRテーパーなんでスタック外しや、ウィードなんかがあるとダルイ。
【食い込み、乗りのよさ】4.5点
柔軟なテーパーが魚を乗せます。
上で乗せた動画をみると、チヌのアタックするようなアタリを絡めとれるのがよくわかると思います。
ただ、このロッドの下限域7gあたりのルアーだとちょっと硬いかな〜って感じです。そこをメインにするなら絶対1番パワーですよね。
【フッキング】4.5点
柔らかくてよく曲がるんですが、スパイラルXコア等の恩恵で芯はあるので、ダルくて上手くいかないってことがない。
あまり使用しないと思いますが、底物だと少し柔らかすぎる。ただ、そもそも8ft3inchと長いので糸ふけをしっかりとってフッキングすれば、有効レングスの長さでカバーできる。
【バーサタイル性】4点
短いモデルより汎用性は落ちるかなと。
長いRテーパーなので、底物がやりにくい。
僕が使ってるのは10g〜40gぐらいの巻物が多いです。
主にシーバスでの使用。
やろうと思ったら2ozのビッグベイトも全然投げられますよ。
ワールドシャウラ1832R-2【総合評価】5点
見た目で若干贔屓入ってます(笑)
ですが、良いロッドに間違いはないです。
1832Rは合わせるリールが重要な気がしていて、7g〜14gの使用が多いなら34mm径のリール、14g以上が多いなら36〜38mmぐらいのリールを合わせることで、使いやすさが全然変わります。
繊細方向で使えたり、パワフル方向で使えたりと幅広い表情が見れます。
バスに関しても琵琶湖の浜でプラグを遠投するには最高だと思います。
スイムジグは柔らかすぎてウィードを上手くかわせないので注意。