今回はバスワンXTについて書いていこうと思います。
だいぶ前ですが、バスライズ買って、それと比較するためにバスワンXTも買って使ってます。
結局、ガッツリした比較レビューは面倒になって、実釣しながら軽く喋った感じの動画を撮ったはず。(下に貼ってます。)
なので今回はバスワンXTを細かくみていきたいと思います。
【17バスワンXTの特徴】
スプール34mm/22mm。
自重210g。
ラインキャパ16lb 100m。
シマノ 17バスワンXTの悪いところ。高コスパと評判のバスワンXT使ってみた感想【インプレ】
早速、タイトルにあるバスワンXTの悪いところなんですけど、、
ないです。
ないんですけど、希望というか、こうだったらよかったのにってのはあります。
それは「70番スプールでよかったんじゃ?」ってこと。
日本で釣れやすいであろう3/8oz〜1/2ozのルアーが扱いやすいことと、近距離キャストのコントロール性があがるってのが理由です。
3/8oz〜1/2ozのルアーが扱いやすい
高比重のノーシンカーや軽いシンカーを合わせたワーム、小さめのルアーがこの辺だと思います。
この辺は、どうしても16lb100mのバスワンだと投げにくい。
投げれないことは全然ないんですけど、エントリークラスが故に、投げるときのコツがわからなかったり、最適なロッドを組み合わせられてなかったり、糸巻き量の微調整も出来ないかもしれない。
そんなときに70番スプールであれば、スプールの立ち上がりがカバーしてくれるわけです。
もちろん70番でも2ozぐらいであればビッグベイトも楽勝です。向きではないけどね。
近距離キャストのコントロール性があがる
エントリークラスのリールはスプールの回転が重いので、ある程度やってる人じゃないと近距離ではキレイに立ち上がりません。(1万以上のリールと比べると全然違います)
方向がブレたり、フライになってポイント潰したり。
フロロカーボンのラインは爆裂に重いので、150番より20m少なく巻ける70番の方が絶対立ち上がりが良いです。
糸を減らせば?ってのもあるかもですが、巻きグセとかハンドル1巻きの糸巻き量の変化を考えると、ガッツリ減らすのは得策ではないので、最初から糸巻き量が少ない方が有利です。
上記のような理由から「70番スプールでよかったんじゃ?」と思ってます。
公式には「現代のバス釣りに合わせてラインキャパシティを200番から150番へシフト」って書いてますけど、その辺の考え方はダイワが絶対シマノより上いってると思うんですよね。バスXは径33mmの14lb90mのナイスなスペック。
トータルで見たときにユーザーファーストな感じが凄くするんです。これだけじゃなくてSVとか細かいスペック設定とか。
ではバスワンXT、見ていきましょう〜。
【見た目、デザイン】3.8点
デザイン格好良いけど、個人的に黒銀が良かった。
アルティマには合うけど 笑
【パーミング】4点
きっちり握れます。どんなロッドに合わせても握りにくくなることはなさそうです。
【巻き心地】3点
良くはないんですけど、1万以下のリールの中では最上位と言ってもいい巻き心地。
共通してですが、ノブにベアリング入れるとかなり改善されます。
【剛性感】3点
普通。特に何も感じない。
【近距離〜中距離〜遠投、キャストについて】3.5点
スプールのスペック設定が微妙って上で書きましたけど、キャストに関しては見事でした。バスライズ、バスXとは違う格上感。
何がって、静かで伸びやか。ここは絶対バスワン勝利です。
そして飛距離も上位機種と変わらないです。上位機種が負けることさえあるでしょう。
が!!旧SVSなのでブレーキ調整でいちいちフタを開ける仕様。。
SVS∞使うと面倒すぎます。
【価格とのバランス、コスパ】5点
そりゃこの性能で1万以下は安いでしょ。
17バスワンXT【総合評価】4.5点
すみません。冒頭長ったらしく書きましたけど、良いリールです。
さすが長年に渡ってエントリークラスを牽引してきただけあるなって感じ。
やっぱ完成度高い。
が、お勧めするならバスXですね。
リールとしてはバスワンXTの方が完成度高いけど、スペックが日本のフィールドに合ってると思います。
とはいえ、このバスワンも重めのルアーを主軸に考えるなら、余裕でバスXを凌ぎますし、バスライズより巻きもスムーズなので、お勧めできます。