今回はシマノから登場した23ディアルーナを買ってきたので、早速インプレしていきます。
23ディアルーナはカーボンモノコック搭載のコスパ抜群シーバスロッドです。
僕が購入したのはS96M。
シーバスはもちろん、堤防やサーフでのライトショアジギングにも使っていく予定です。
動画も制作しています。曲がり方や細かいニュアンスはこちらがわかりやすいです。
23ディアルーナS96Mのスペック確認
全長(m):2.90
継数(本):2
仕舞寸法(cm):148.6
自重(g):139
先径(mm):1.7
適合ルアー(g):7~38
適合ジグ(g):MAX45
適合ラインPE(号)0.8〜2
最大ドラグ:
リールシート位置(mm)):407
23ディアルーナS96Mの特徴
カーボンモノコック
前作にはなかったカーボンモノコックが入りました。
リアグリップをカーボン一体成型で中空構造化することで、伝達感度を飛躍的に向上させる技術がこちら。
ずっとカーボンモノコックを使ってきてますが、感度はいいと思います。
ただ、ケツが軽くなりすぎな感じがするので、ついてない方が好きだったりする。
夏はめっちゃ暑くなったり。
圧巻の番手数
もはやシーバスロッドではないほどのラインナップが揃っている。
S110M、S106MH、B106M、、凄すぎます。
ヒラスズキだったり、青物だったり、フラットフィッシュだったりを、シーバスロッドテイストで照準内に入れているのが素晴らしいと思います。
おかげでショアジギロッドなどと比べると遥かに軽量。
出しどころは選ばないといけないが、間違いなくメリット多い。
23ディアルーナS96Mの使用感と使えるルアー
使用感
宣伝文句通り、クセがなく非常に扱いやすい。
RFテーパーなので、ティップ側がしなやかになってます。
そのため、軽いルアーが竿に乗る感覚を掴みやすく、慣れている人であれば表記以下の7g弱でも十分許容範囲。
キャストやファイトで曲がり込んだ際も、綺麗にバットまで曲がる印象で、竿全体を活かせている感覚があります。
使えるルアー
下限7gだが、更に下まで投げれる印象です。(リール、ラインにも左右)
プラグのストライクゾーンは15g〜28g程度で、ジグなら10g〜35g程度。
ストライクゾーン越えて重くなると、RFテーパーのしなやかさが不満に感じる。
もう少し硬いといいな〜ってなります。
が。
扱えないかと言われると余裕なので、あくまでストライクゾーンを僅かに外れるぐらいです。
23ディアルーナS96Mに合わせるリール
【C3000〜C5000】
ラインによって、使い分けると良いだろう。
個人的にS96Mの軽さを活かして、かつバランスも取れるリール。となると、ヴァンキッシュやヴァンフォードの4000番クラス。ステラ、ツインパワー、ストラディック、アルテグラのC3000クラスがおすすめ。
23ディアルーナS96Mを点数評価
【見た目】4.5点
色もデザインも無難で、飽きがこないロッドだと思う。
【キャスティング】5点
めっちゃくちゃ投げやすい(笑)
軽いルアーはRFテーパーのおかげで重さが乗るし、重いルアーは全体で曲がり込んでタメが作れます。
【操作性】4.5点
上位機種には劣るが、軽さによる操作性、感度も申し分なし。
【食い込み、乗りのよさ】4.5点
小さなアタリも十分乗ります(笑)
長くてMなので、ある程度強め。
シーバスなどではもっと繊細さがほしくなるシーンがあるかも。
【バーサタイル性】5点
そもそも番手が絶妙で、これ1本で堤防、漁港、サーフ、小磯、河川、河口、ゴロタ場など、カバー出来る範囲がとんでもないことに。
23ディアルーナS96Mの良くない点
・ダルめ
やはり上位機種に比べると、シャキッと感が少ない。
ルアーを弾き出したときの気持ち良さなどは、劣るかなと。
ですが、故の投げやすさってこともあるので、あまり慣れてない人にとっては逆にメリットになる。
23ディアルーナS96M【総合評価】
誰にでも扱いやすく、値段もリーズナブル。
そりゃ売れるよね。ってなロッド。
やり込んでる人やこだわりが強い人には物足りないかもしれないが、そういう人でもこのロッドに文句言う人は少ないだろう。
それほど絶妙にクセがない仕上がり。