ダイワリールインプレ

24タトゥーラTW 100!最高のボディに生まれ変わったコスパベイトをインプレ!

今回はダイワから発売された24タトゥーラTW100を使ってきました。

新しくリニューアルされたボディ。実力はいかに・・?
早速使ってきたのでインプレします。

動画もありますので、文字で伝わりきらない細かい使用感はこちらで。

24タトゥーラTW100のディテール

見た目


いつものマットブラックボディ。
ですが、新型ボディなので新鮮味が違いますね。

ボディ素材、ギア素材


正確な情報はないですが、メインフレームはアルミでギアはジュラルミンかな?

スプールの重さ


13.8g。

なかなか良い数字です。
シマノのスプールスペックが同じスコーピオンMGLは13.9g。

24タトゥーラTW100の特徴ピックアップ

新型ボディ+ハイパードライブデザイン


完全に新しくなったボディが採用され、もちろんハイパードライブデザイン入り。

ハイパードライブ前提で最適化されてる印象、非常にカッチリして剛性感のある仕上がり。
サムレストに鎮座する”湾曲した溝”も、パーミングの際、親指の収まりをサポートしてくれます。

34/24mmスプール+MAG-Z、90mmハンドル

前作と同じスペックのスプールにMAG-Zブレーキ。
特に目立った部分はないが、近距離も遠投もヘビーな釣りも1台でこなせる絶妙なスペック。

また、巻きの軽さにつながる90mmハンドル装備です。
シマノはこのクラスだと84mmハンドルが多いので、明確な違いとなります。

24タトゥーラTW100はどんなルアーに向いてる?


スプール径は34mmですが、ストックが16LBで100mある。

基本的には10g〜以上のルアーが扱いやすいと考えるのがいいです。
(PEにしたり、巻き量を減らしたりして、もう少し下まで対応可能)

ボディがかっちりしてるので、巻いてよし、打ってぶち抜くもよし、ってな感じです。
ラインによっては2ozや3oz等でも対応可能。

24タトゥーラTW100を実際に使用して点数評価

【見た目、デザイン】4点


前のボディより、コンパクトにまとまっている印象。
見た目も格好良くなってます。

【巻き心地】3点


普通。
悪くはないけど、良いとは言えない。
低〜中価格帯ではよくあるやつです。

【剛性感】4.5点


スティーズを想像できるようなかっちり感、非常に頼もしい。

【軽快感】4点


コンパクトなボディで200gアンダー。
優秀なのですが、スプールの回転に少しのもっさり感があるので4点とした。
まぁ、16LB100mキャパでもっさり感が改善しちゃうと、それはもうジリオンHDなわけで(笑)

【価格とのバランス、コスパ】4.8点


そもそも、カッチリした新型ボディに絶妙なスペック、それを2万しないで買える時点で素晴らしい。

ほんの少しスプールのもっさりが薄ければ、21アルファスのようなとんでもないリールになっていただろう・・。

他リールとの比較

19スコーピオンMGL


同じスプールスペックを有したモデルであり、こちらはブレーキが遠心のSVSインフィニティ。

キャストの伸び感や10g付近のルアーの対応力はこちらが上。
特に遠投では24タトゥーラTW100にはないような気持ちよさがある。
(ただし、こちらも中価格帯によくある、キャストの際はノイジー仕様w)

逆にボディのかっちり感や巻き感度の良さは圧倒的にタトゥーラが上。

更に伸びやフィールは劣るものの、ブレーキ設定の行い易さもあるので、個人的に総合力は間違いなくタトゥーラ。

※2023年12月時点では未発表だが、19スコーピオンはそろそろモデルチェンジするかもしれない。

欠点

僅かなキャストのもっさり感はあるものの、欠点というほどのものではない。

最大の欠点は面白味がないことかな。

払った金額に対して「〇〇円でここまで凄いの!!?」ってのがない。

上で挙げていた21アルファスSVや22ジリオンTW HD、23レガリス等は正にそれを感じたリール。

24タトゥーラTW100の総合評価

新しい24タトゥーラは間違いない仕上がり。

特にボディは前作より剛性感が増しており、14g付近を中心にヘビー寄りな釣りをしたいアングラーにおすすめできる。