雑談

【現役釣りYoutuberが教える】釣り動画に必要なカメラや撮影機材まとめ

こんにちは。

現在Youtubeで「Kのフィッシングちゃんねる」「Kさんのお部屋らしいです」を運営しており、それぞれ7万9千と2万程度、登録して頂いている状況です。
釣りYoutuberとしては中堅?ぐらいかなと思います。

今回はよく聞かれる釣りYoutuberの始め方を紹介したいと思います。
実際に実践し、ある程度の結果を出している方法なので「初めてみたいけど、機材は?」って人には必ず参考になるはずです。
※2020年3月現在のスタイルです。

【現役釣りYoutuberが教える】釣り動画に必要なカメラや撮影機材まとめ

キレイな釣り動画を撮るにはどうすればいいのか。

キッチリした機材を使う

これに尽きます。
そんなの当たり前では?ってな方がいるかもしれませんが、当たり前のことをキッチリ行えばキレイな動画は撮れるってことです。(構成がキレイかどうかは本人のセンスです)

まず、釣り動画を始めるには下記の道具が必要となります。

・固定カメラ
・三脚
・アクションカメラ
・マウント
・メモリーカード
・カメラポーチ等
・PC(スマホ)
・編集ソフト

上記にて作成した動画↓

それではひとつずつ詳しくみていきたいと思います。

釣り動画を始めるための機材

固定カメラ

役割
釣りしている自分の姿を撮る。
釣り道具の紹介動画。
釣った魚の撮影。

スマホを使う
最近のスマホは画質が凄い。そんなことがよく言われています。
固定カメラとしてスマホを利用するのは大いにありですし、僕も固定カメラはスマホです。
スマホで撮影し、それをPC、もしくはそのままスマホで編集すれば十分クオリティの高い動画が作れます。

↓この動画もアクションカメラ視点以外は全てスマホ

デメリットも・・

①釣り中にスマホをいじれない
撮影している間はスマホが触れなくなります。
糸を垂れながら釣果情報などをみるときもあるので、地味に痛い。

②スマホの容量圧迫
アンドロイドならメモリーカードが使えますが、iphoneだと決められた容量しかないので、容量負担の大きい動画を撮りまくるとフォルダがいっぱいになってしまいます。
普通に2〜4時間ぐらい撮ったりします。

③PCへの転送が面倒(iphone)
AirDropというMACへの転送機能がありますが、正直面倒です。
遅くはありませんが、メモリーカードからコピーするほど早くはないし、2時間のデータをコピーするとめちゃくちゃ時間かかります。
しかもその間はiphone使えません。。

④自撮りに不向き
例えばルアーを投げてるシーンを撮りたいとします。三脚にスマホを設置し、撮影開始。
実際にカメラの前に立ったときに、ちゃんと画面に自分が収まっているか?角度はいいか?などが確認出来ないのです。
インカメラを使えば解決するのですが、インカメは背面カメラに比べて画質が良くないです。
よって、画面をターンさせられるビデオカメラが有利になります。

ビデオカメラを使う
スマホでも十分な映像を撮ることが出来ますが、上記のようなデメリットがあります。
それを解決できるのが、ビデオカメラなわけです。
バッテリー交換で長時間使えるし、強力な手ぶれ補正が使えたりします。
スマホよりデカくて場所をとるのが問題ないなら、間違いなく買ったほうがいいです。

個人的に固定カメラ選びで大事なポイントは「コンパクト」ってことです。
釣りは頻繁に場所を変えたりするので、どうしても「重い」「でかい」はしんどくなってきます。
まずは軽くてリーズナブルなモデルを買ってみて使用感を掴み、それから自分の撮影スタイルに合わせてカメラをグレードアップすればいいと思います。
そう思う頃にはきっと動画の収益で買えます。
僕は手軽さの問題でスマホにしてますが、釣り動画を始める際にオススメするならこれです。

三脚

役割
上で紹介したカメラの固定、設置。

三脚というのは多機能なほど、デカくなるし、重くなります。
先ほども書きましたけど、釣りは荷物が多い上、出し入れも激しく、移動も頻繁に行います。
コンパクトさや軽さは重要です。

僕はjobyのゴリラポッドを使っています。

軽くてコンパクトなのはもちろん、足場が悪いところにも設置でき、さらにバッグのドリンクホルダーやバッカンのロッドホルダーに差し込むことが可能です。
超絶おすすめ。間違いなく「買い」な三脚です。
下のは雲台(カメラと三脚を固定する部分)付きなので、わざわざ買わなくてもビデオカメラをすぐに接続できます。


またスマホを固定カメラにしようとしている方は、下のようなスマホアダプターを購入しないと使えないので注意してください。
これと上のゴリラポッドがあれば問題なく使用可能です。

アクションカメラ

役割
釣り最中の手元を映す

これはGopro hero8一択です。
高いですが、ここは奮発して購入することをおすすめします。
高画質でタッチ式の液晶がついていて、操作感も抜群。周辺アクセサリーも豊富で自分のスタイルに合わせてプチカスタムすることもできます。
何より、高品質な映像を撮ることは視聴者増加に繋がります。というか、もはや今は高画質以外ありえない!ってな感じでユーザーの目も肥えてるので、ここは手を抜けない部分です。
少し安いhero7もおすすめですが、色彩が薄めで、やや寒い印象の映像になります。色彩が鮮やかなのと、ノイズの部分でhero8はだいぶ改良されてるので、できればこちらをご購入ください。

マウント

役割
アクションカムを固定する。

アクションカムは単体ではなく、マウントと呼ばれるものを使い「頭」「首」「肩」「胸」などに固定して使います。
物凄くたくさんのマウントが存在しますが、おすすめを二つ紹介します。

①ネックマウント
個人的に釣り動画なら、これが1番おすすめです。
手軽に付け外し可能で、角度も釣り動画を撮るのにめちゃくちゃ適しています。
価格も安くて初めて買うなら絶対これ。いや、もうずっとこれでもいいぐらいおすすめなマウントです。
デメリットがあるとするなら、少し安定性に欠ける、後は服と擦れるのでノイズが入りやすい、着るものによってはつけにくいってことです。


②チェストマウント
僕はネックマウントのデメリットが嫌で、これを使ってます。
これもおすすめなんですが、肩が凝りやすい、付け外しが面倒、角度やアクションカムの設定を工夫しないと手しか映らない、夏場は超暑い。
などのデメリットがあります。
正直、僕はこだわりすぎな気もするので、大抵の人は上のネックマウントがいいと思います。

メモリーカード

役割
動画の記録。

これも動画を撮る際に必ず必要です。
僕は基本的にサンディスクのメモリーカードを選んでます。SDサイズへの変換アダプターがついてくるので、PCへの移動やビデオカメラでの利用も問題なく出来ますよ。


またメモリーカードの内容をiphoneに移す場合はこちらを使用します。
iphoneにもimovieアプリがあるので簡単な編集であれば可能です。


カメラのWi-Fi機能でスマホと繋げて移動させる手段もありますが、メモリーカードからコピーした方が間違いなく早いです。

カメラポーチ

役割
カメラ機材整理。

アクションカメラのバッテリーや充電器など、撮影に必要なものをこれにまとめて車に積んでいます。
特に不満点はないですが、バッテリーが増えてきたので、少し大きなタイプを買おうか検討中です。

PC(スマホ)

役割
編集、素材ストック、サムネイル作成。

これも編集には必須となります。
最近は4Kで撮影できるカメラも増えてきていますが、それを編集するにはパワフルなPCが必要になります。
正直、最初はフルHD(1080P)画質でいいと思いますし、僕もそれでやってます。
PCはMacBook Proを使っていて、僕のは数年前のモデルですが、最新版ならアップルのサイトでカスタムモデルを注文しなくても十分編集出来ます。(さっぱりわからない場合、量販店などで店員さんに「動画編集用にPCを買いたい」と聞けば大体わかります)


また、素材はかなりの量を撮りますので、PCに全て入れると容量が足りなくなります。
なので外付けのHDDをPCに接続し、そこに素材を入れています。


編集マシンとしてスマホを使用することも出来ますが、大量の素材を入れることもあるので、あまりオススメはしないです。
それよりスマホなら超簡単にサムネイルが作成できるので、むしろ役割はそっちかも。

編集ソフト

役割
素材をまとめて動画にする

現在はFINAL CUT PROを使用しています。
前まではIPHONEのimovieを使用して動画を作っており、簡単な動画ならFINAL CUTより手軽に作ることができます。

IPHONEのimovieで作った動画です。GoProじゃないので画質悪いです↓

切り貼りで素材を繋げるだけならimovieのような無料ソフトで十分ですし、色味の調整や凝った演出、細かい字幕などは有料ソフトじゃないと出来ません。

Final Cut Proで作った動画↓

当然、お金が許すなら最初から有料ソフトで慣れておいた方が、あとあと効いてくるかと思います。
僕は現在、メインチャンネルはFINAL CUT、サブチャンネルの簡単な動画はIPHONEのimovieで編集しています。
僕が参考にしているFINAL CUTの説明本を貼っておきます。何冊か買いましたが、これが1番わかりやすかったです。

まとめ

こんな感じで、上記の準備をすればバッチリキレイな釣り動画を撮影する環境が整います。
まぁぶっちゃけ固定カメラと三脚がなくても釣り動画は作れます。
釣行動画のみでいい方はアクションカメラから下の項目を揃えて頂ければ作れますよ!
実際に自分の釣りをしているシーンを撮ってみると、キャストフォームやフッキングの癖など、色々わかるので面白いです。
ぜひチャレンジしてみて下さい。