シマノから待望のカルコンDCの新型、26カルカッタコンクエストDCが発売されました。
最新のDCブレーキ、I-DC5を搭載。更に25アンタレス等で採用されたMGLⅣスプールも装備。スペックもφ33→φ34で大口径化。
はたして進化したカルコンDCの実力は?
早速、インプレしていきます。
購入したモデルは100MGです。
動画もありますので、文字で伝わりきらない細かい使用感はこちらで。
26カルカッタコンクエストDC100のディテール
見た目

いつものいぶし銀。
前作20モデルも中々だったが、今回は更に機能的なデザインになっている。
昔のクラシックな形からは遠のいているので、事前の動画コメントでも賛否両論だった。
僕は(今は)前の方が好きではある。慣れてくると思うが。
ボディ素材

安心安全のアルミボディにブラスギア。
スプールの重さ

17.7g
20カルコンDC100は17.4g、21カルコン100は13.4g。
26カルカッタコンクエストDC100の特徴ピックアップ
34mm MGLⅣスプール
シマノ最新スプール、MGLⅣが搭載されている。
径/幅が前作の33/21から34/19へ変更されており、レスポンスは確保されつつ、伸びの部分で貢献している。(特に近〜中距離)
I-DC5
I-DC5と聞くとネガティブなイメージの人もいると思うが、今のIDCの性能はかなり向上していて、4×8DCに迫る性能を有している。
ライン毎のモードは廃止され、H→M→Lのベースに、それぞれ5段階の調整幅がある。
ベースモードは独立しておらず、Hモード ダイヤルMINの下は、Mモード ダイヤルMAXとなり、繋がっている。
フロロで試したところ、Mモードだとやや不安定に感じるシーンがそこそこあり(当日は逆風もあった)、ライン巻き量が9割以上の場合、Mの真ん中より下を使うことは少ないだろう。
また、HモードとMモードのブレーキフィールが結構違うため、フロロの場合、HモードのMINより下がほしくなります。

参考:シマノ公式HP
高剛性ボディ、インフィニティドライブ、サイレントドライブ
カルコンといえばの丸型金属ボディ。
ノーマルの21カルコンではインフィニティドライブがベイトリール初搭載だったが、26カルコンDCでは、加えてサイレントドライブまで入っている。
20カルコンDCと比べると、ボディ自体も小型化されてパーミングしやすく、100番の握りやすさは尋常ではない。
26カルカッタコンクエストDC100はどんなルアーに向いてる?

7g〜28g(フロロ使用時)
せっかくの丸型なので、巻物に使いたいところ。
7gでも安心して投げられるが、気持ちいいのは10g以上かな。10g以下だと引き抵抗が薄いものも多く、もっとボディ、スプールが軽いリールで巻いた方が感度良く使えると思う。
ある程度、巻き抵抗や重さがあるものを、剛性を活かしてグリグリ巻き込んでいきたいよね。
ウエイト上限はラインが許すなら2oz等でも全然投げれる。
スプール径からするとベストな選択ではないが。
26カルカッタコンクエストDC100を実際に使用して点数評価
【見た目、デザイン】4.8点

丸型自体は大好きなのだが、デジタルっぽいデザインが進みすぎていて、5点になるのは見慣れるまでかかるかな。
十分格好良いけどね。
【巻き心地】5点

巻き心地の最高峰。
箱から出して、空巻きした時点で極上だということがわかる。
【剛性感】5点

言う必要もないレベル。
【軽快感】4点

自重は重いが、良いタックルバランスで組んでやれば、スプール回転の良さが際立ち、重さを忘れる軽快感が味わえる。
【価格とのバランス、コスパ】4点
丸型であるだけで貴重だし、最新の機構にアップデートされて、長く愛用できる。
前のI-DC5は目に見えて4×8DCに見劣りしていたので、26モデルはそこも○。
大変満足であるが、値段がそもそも高いので少しマイナス。
他リールとの比較
20カルカッタコンクエストDC100
モデルチェンジなので、基本的に全てがアップデート。
中でもボディの小型化が1番大きい。
握り感が全く違い、巻き倒すときの疲労度が変わってくる。
またブレーキ、スプールの恩恵で、近〜中距離の伸びが増していて、気持ち良く低弾道で飛んでいく。
レスポンスが上がっている印象で、弾き出されるルアーの飛行速度が早い。
巻き心地も精密度が上がっており、こちらも実感できるところ。
21カルカッタコンクエスト100
両リール共に、ボディは素晴らしく小さい。
21モデルはSVSなので、自分の思い通りに細かいセッティングを詰めやすいものの、サイドプレートを開けたりと、ブレーキ設定においての手間が多い。
SVSの方が自分のキャストやサミングのクセに合わせやすかもしれないが、DCもほぼ変わらない性能を簡単に出せるので、基本的にはこちらでいいと思える。
また、7g固定重心のクランクを逆風含むコンディションで試したところ、スプール径が小さく(SVS33mm DC34mm)、スプール重量の軽い21モデルよりも、DCの方が安定して投げれた。やはりDCの安定性は素晴らしい。
巻き心地はサイレントドライブが追加されているDCの方が優位だが、大きな違いは感じない。
26リョウガ100
カルコンDCより30g重く、ボディも大きい。
なおかつ、スプールは34mmSVと、中々のキワモノスペック。
使用ルアーは被ってくるが、ボディ周りがまるで違うため、使用感の差は大きい。
正直、リョウガがハマる人にカルコンはハマりにくいと感じており、競合にはなりにくいかなと。メーカーの好みもあるし。
比較検討している人は、許容範囲である7g〜28程度で、自分がよく使うルアーを列挙し、そのルアーをどちらのボディで巻きたいかを考えると選びやすい。
ボディのデカさ、重さ、ハンドル周り等、釣具屋で回すだけでもハッキリわかると思う。
リョウガがキワモノ寄りなのは、ディープクランクやヘビースピナベ、マグナムクランク、リップ付きビッグベイト等を巻きたくなるような、強力なボディ構成をしていながら、ジリオンSVやスティーズSVみたいなスプールを搭載しているからである。
これをわかって選ぶ人には、最高のリールであることは間違いない。
ちなみにスプールはSLP等で変えることも可能だが、それだと更に費用が嵩んでしまう。
欠点
高い。
性能は素晴らしいものの、購入価格が6万を越えており、入手ハードルが高いのが難点。
26カルカッタコンクエストDC100の総合評価
6万円越えという高価格ながら、それに応えるスペックは十分にあると思えるリールに仕上がっている。
モデルチェンジサイクルも長いはずなので、安心して購入していい。SVSモデルよりも小さいルアーが扱いやすいのも嬉しいところだ。
