ダイワから発売されたショアジギング用の最高峰ロッドであるドラッガーブレイクスルー100MH-3のインプレです。
今回は初使用でのインプレです。
主に近海地磯でのショアジギングに用いる予定で、使用感の印象に違いが出てきたら更新していきます。
動画でのレビューはこちら。
ドラッガーブレイクスルー100MH-3のスペック確認
全長(m):3.05
継数(本):3
仕舞寸法(cm):109
自重(g):365
先径(mm):2.4
適合ルアー(g):20〜80g
適合ジグ(g):30〜100g
適合ラインPE(号)2〜4
最大ドラグ:
リールシート位置(mm)):
ドラッガーブレイクスルー100MH-3の特徴
操作感
プラグとジグ、両方とも軽快な操作感を実現している。
プラグの場合、しなやかめなティップ(正確にはティップより少し下)が水を弾かずに掴み、ダイビングペンシルを水中に送り込んでくれる。
また、ミノーやバイブレーションなども青物のバイトを乗せられる曲がりしろを残した状態で、適度に曲がってアクションを引き出している印象。
ジグの場合、ベリー付近からしっかりしているので、80g以上のジグの泳ぎを引き出しつつ、操作感は意外に軽い。
逆に30g付近のジグはしゃくり上げた際、ジグの抵抗でロッドが止まらず(ロッドが強すぎる)、アングラー側から止める動作が必要となり、逆に負担増大。(潮や流れの強弱にも左右されます。)
汎用性、携帯性
堤防での20gクラスのプラグやメタルバイブから、磯場での80gクラスのトップまで、非常に幅広い範囲をカバーできる。
得意ってわけではないが、ヒラスズキやロックフィッシュにも使えます。
潮が止まったタイミングで小型ロックフィッシュと遊んだ際も、意外と対応できて細かいバイトを捉えてくれた。(小さすぎて乗らなかったが・・。)
そして3ピース設計なので、携帯性も抜群なのが地磯好きな自分としては嬉しい。
ドラッガーブレイクスルー100MH-3の使用感と使えるルアー
使用感
シマノのコルトスナイパーリミテッドはよく使っているが、それとはテイストが全く違う。
シャープなシマノ竿に対し、こちらは粘り強く、しなやかな印象。
リリースポイントも把握しやすく、しばらく使って、トラブルも起こりにくいロッドだと感じました。
使えるルアー
プラグの場合、下限の20g付近も全く問題がない。
20gきるとロッドが強すぎて上手く反発を得られなくなることが多い。
気持ちが良いのは40〜80gあたりだと感じるが、セットアッパーなどに代表される堤防青物でよく使うルアーもバッチリ扱うことができます。
ジグの場合、潮や流れによるが、上述した30g付近が限界。この辺でしゃくり心地が悪くなります。
逆に60〜80gのジグが超快適で、キャストもしゃくりも気持ちが良いです。
魚とのやりとりについて
指標ができたら更新予定。
ドラッガーブレイクスルー100MH-3に合わせるリール、ライン
【23ソルティガ6000H】
PE3号+40〜60LB。
リールはダイワでも推奨されている6000番のソルティガ。
場所やターゲットによってリーダーを組み替えて、地磯の何でも竿として使用。
ドラッガーブレイクスルー100MH-3を点数評価
【見た目】3.5点
格好良いのだが、高級ロッドにしてはやや簡素。
【キャスティング】5点
適度なしなやかさと適度な反発によって、抜群の投げやすさ。
丸一日振り続けてみたが、楽に振ることができました。(※もちろん、この釣り自体が過酷なので、疲れますよw)
【操作性】プラグ4.5、ジグ4点
両方とも非常に扱いやすく、これと23ソルティガ6000で一通りなんでも出来る。
【食い込み、乗りのよさ】4点
今のところジグで2本かけているが、綺麗に竿が入って青物とのファイトに持ち込めた。
【バーサタイル性】5点
6000番を合わせるロッドとしては、満点で間違いない汎用性の高さ。
ドラッガーブレイクスルー100MH-3の良くない点
重さ。
強さにも拘っているので、仕方のない部分ではある。
このロッド片手に磯を歩き回ると、なかなか堪えます。
使用感自体は軽い。
ドラッガーブレイクスルー100MH-3【総合評価】
23ソルティガと一緒に長く使っていきたいと思わせるモデル。
ステラSW6000+ワールドシャウラBG21055R-3(プラグMAX70g)と気分で使い分けながら楽しんでいきたい。ちなみにシャウラBGよりは強い。