今回はダイワから発売された24バスX100Hを使ってきました。
見た目は前作の19バスXとほとんど同じですが、果たしてどう進化したのか?
早速インプレしていきます。
動画もありますので、文字で伝わりきらない細かい使用感はこちらで。
24バスXのディテール
見た目
19バスXの(たぶん)色違いです。
ただ、トーンがガラッと変わったので、印象は違います。
ボディ素材、ギア素材
全く情報がないです。
フレームは金属かもしれませんが、大部分が強化樹脂かなと。
ギアもジュラルミンかなぁ。
スプールの重さ
18.02g
24バスXの特徴ピックアップ
価格
まずはここでしょう。
なんといっても1万円アンダーで購入可能です。
後で記載しますが、1万円アンダーとは思えない性能を有しています。
スプール32/26 16LB 100mキャパ
19バスXも32mmスプールであったが、今回は12LB100m→16LB100mへとキャパが増えた。
当然ながら、巻けるラインの量も増え、スプール重量も増える。
レスポンスも落ちてしまうかと思いきや・・
このスプール、かなり良い仕事をします。
わずかに劣る気はしますが、19バスXとほとんど変わらない使用感でキャストできます。
なのに!
重めのルアーを使った遠投においては、しっかり16LB100m本来の”上がりすぎないスプール回転”で気持ち良くキャストできます。
24バスXはどんなルアーに向いてる?
16LB100mですが、径は32mmと小型なので、下限は7g強付近。
スペックからみて、上限は2ozぐらい。
巻き感度があまり良くないため、巻物は気持ち良くないかも。(もちろんできます)
個人的にはワームメインで使用したいかな。
24バスXを実際に使用して点数評価
【見た目、デザイン】3点
HPには高級感溢れる外観にてリニューアルと書いてますが、まぁ可もなく不可もなく。
価格を考えると当然ではあるが。
【巻き心地】2点
前作からそうだったのですが、巻きがスカスカ。
巻き心地が悪い、というより感度が悪い。もしくはギアの接地感が感じれない・・そんな印象。
【剛性感】2.8点
スカスカな巻き心地が手伝って、オモチャっぽい感じがある。
【軽快感】4点
スプール回転も軽いし、自重自体も195gと200gアンダー。
【価格とのバランス、コスパ】5点
微妙な部分はあるが、この価格なら全て許容範囲といえてしまいます。
他リールとの比較
19バスX
糸巻き量が12LB 100mで、軽量ルアーやスプールレスポンスにおいて若干、24よりも優れている。
しかし、先述の通り、ほとんど差を感じず、遠投においては間違いなく24モデル。
スペックは変わりますが、完全下位互換な感じです。
ただ、今19バスXを使っている人が、買い替えるべきかと言われると、それもないかなと。
糸巻き量の少なさに困っている場合のみ、買い替えをオススメします。
18バスワンXT
シマノの同価格帯リール。
フィーリング含め、キャストは間違いなくこっち。
ただ、旧SVSなのでブレーキを変えたいときに、いちいちサイドを開けないといけない。セッティングがとっても面倒。
他、
剛性感や巻き感度はバスワン。
軽さ(軽快感)やイージーなブレーキ設定はバスX。
それぞれ一長一短。
ルアーローテが少なく、重めの竿や長い竿と合わせるならバスワン。
ランガン多めで、短く、軽い竿に合わせるならバスX。
個人的にはこんな分け方となります。
欠点
スカスカな巻き。
18バスワンXTと比べると明らかに見劣りしてしまう。
24バスの総合評価
間違いなく、価格以上の活躍をしてくれるモデル。
18バスワンXTとは明確に違うので、冒頭の動画含めて、購入の参考になると嬉しいです。