今回はダイワから発売された、26月下美人 BF TWを買ってきました。
26月下美人は、PE専用かつ、SSマグフォースを搭載したPEベイトフィネスリール最高峰。
21月下美人 AIRや23 SS AIR TWも持っているので、比較しながらインプレしていきます。
動画もありますので、文字で伝わりきらない細かい使用感はこちらで。
26月下美人BFのディテール
見た目

SS AIRのようにスティーズがベースボディとなっている。
月下美人らしい赤が大胆に使われていて、ここは好みが分かれるかもしれない。
僕は好き。
ボディ素材

マグネシウムとアルミの混合ボディ。
ギア素材は情報がなかったが、G1ジュラルミンかな?
スプールの重さ

7.8g
とにかく軽い。
前作は8.6g
SS AIRは7.5g
SSに比べて重いのはナロー加工が施してあるためかと思われる。
26月下美人BFの特徴ピックアップ
ボディベース
前作のアルファスベースからスティーズベースボディに出世。
15g軽くなって、軽量ルアーへのマッチングも更に良くなった。
巻き性能もダイレクト感(巻き感度)が増しており、アジングはもちろん、メバリングの等速巻きに貢献してくれること間違いなし。
SSマグフォース(28mmナロースプール)
前作のエアブレーキからSSマグフォースに。
インダクトローターとサイドプレート内側のマグネットをベイトフィネス用に新設計したもの。
当然、軽いルアーへの親和性は高く、様々なキャストフォームや力の入れ方で、バックラッシュの心配なく、振り抜くことができる。故に飛距離を出しやすいブレーキといえる。
また、SS AIRと同じ28mmスプールではあるが、月下美人はPE専用のナロー設定。
僅かではあるが、PE使用時のフィーリング、トラブルレスにおいて優れている。
26月下美人BFはどんなルアーに向いてる?

0.8g〜5g。
PEが前提。
5g以下の使用感は極上と言ってもいい。
ただ、5g付近やルアーの種類によっては、更に大きいスプールが搭載されている25アルファスBFも視野に入る。
26月下美人BFを実際に使用して点数評価
【見た目、デザイン】4.5点

スティーズボディなので、そもそもが格好いい。
赤の大胆な使い方も悪くない。
【巻き心地】4点

めちゃくちゃシルキー!って訳ではなく、軽いルアーを感じれるような繊細な巻き。
【剛性感】3.5点

目的がライトゲームなので、ここはこのぐらいでむしろ良い。
【軽快感】5点

ダイワのBFで1番と言ってもいいぐらい。
静かに立ち上がるスプール回転から、最高の軽快さを味わえます。
【価格とのバランス、コスパ】4点

比較的、息の長いモデルではあるので、この性能を長く使う。と考えるとお得。
しかもPE専用28mmナローという、唯一無二の特徴を持っている。
他リールとの比較
21月下美人 AIR TW
PE専用のベイトフィネス機として、素晴らしい性能を持っており、何の不満もない。
・・26モデルを触らなければ(笑)
とにかく、圧倒的に26がライトゲームに向いてる。
※26が凄いだけで21も最高です。
まずキャスト。
高回転ゆえのノイズが少なく、26のフィーリングがずば抜けている。
また、SSマグフォースでブレーキが最適化され、安全マージンが増えたことで、しっかり振り抜ける。よって飛距離を稼ぎやすい。
ボディも変わっているので、軽い。
ライトゲームロッドは軽量なものが多いので、ロッドの相性も良くなる。
更に、巻きも進化。
アルファスベースより、クリアな感度があり、水中をイメージしやすい。
上記のように、だいたい全てにおいて良くなってるので、検討しているなら買い替えない理由がない。
繰り返しますが、21モデルでも十分な性能を有してます!
23SS AIR TW
ボディーベースが同じで、28mmスプールも同じ。
使用感もかなり近いものの、やはりPE専用ナローは1段上で、フィーリングや安全マージンの広さ、もう1歩ふみこめる飛距離、と極僅かではあるが、PE使用時は月下美人に軍配。
ただ、巻けるラインの種類や、使用ルアーの重さにバラツキがあったり、、バーサタイルに対応してくれるのはSSの方なので、スタイルによって検討したいところ。
欠点
なし。
強いて言えば、海水使用での耐久性が心配、、ってぐらいか。
26月下美人BFの総合評価
PEベイトフィネスをやる人には間違いなくハマる1台。
キャスト、巻き、軽さ、どれをとってもダイワトップなので、ぜひオススメしたいモデル。
