シマノから発売された24ヴァンフォードを買ってきました。
2万円台で軽快な使用感が売りのヴァンフォード。
前作である20ヴァンフォード、1つ上の23ヴァンキッシュとどう違うのか。比較しながらインプレします。
購入した番手は24ヴァンフォード2500SHG。
動画も作成しています。文字では伝わらない部分も多いので、ぜひこちらもどうぞ。
24ヴァンフォードのデザイン、ディテール
前作から赤が減り、パッと見は落ち着いた。
しかし、シャープな線が上手く使われており、スポーティで洗練されたデザインになっています。
24ヴァンフォードの特徴ピックアップ
軽量ボディ、軽量ローター
CI4+を採用しており、全番手通して非常に軽い。
更にローターの恩恵で巻き出し、ストップが機敏で、軽快な使用感が味わえます。
ちなみに上位である23ヴァンキッシュは、ボディがCI4+とマグネシウムの組み合わせになっており、軽量なのはそのままに、更に耐久性があります。
インフィニティドライブ、クロス、アンチツイストフィン、デュラクロス
23ストラディックと同じで、22ステラからのお下がりをもらっている。
密巻きは不採用。
個人的ポイントはやはり「巻き」に関わる重要技術、インフィニティードライブ&クロス。
いつも言ってますが、巻きの安定感が爆上がりします。
巻き取り力も上がって、抵抗のあるルアーが前作よりブレなくなります。
巻き心地も格段にUP。
シマノHPではギアの耐久性向上云々・・って書いてますが、巻き心地向上って書いてもいいレベル。
巻きが重くなるって意見もあるが、ガタつきなく精密な巻きになるが故に、そう感じやすいのかも。
個人的には差は超微差。
それよりも上であげたメリットを得られる方がデカい。
24ヴァンフォード2500SHGを実際に使用して点数評価
【見た目、デザイン】5点
洗練されすぎてて、20ヴァンフォードが霞んでしまう。
配色や線の使い方が進化。アイコンである赤も残しつつ、抑えが効いててGOOD。
繊細な竿によくあるシャープなデザインにもマッチする。
【巻き心地(感度)】5点
素晴らしいです。
軽いのに、しっとり気持ちいい。
感度も個人的には十二分。
【剛性感】4点
巻きが精密になったおかげで、前作よりしっかり感あります。
【軽快感】5点
ここは得意分野。
良い意味でも悪い意味でもスカスカ感がある、20ヴァンフォードの方が軽快って人もいるかもしれんが、僕は満点でいいかなと。
【価格とのバランス、コスパ】5点
ライバルであったルビアスは値上げで8,000円ほど高くなってしまった。
ヴァンフォードは大きな影響なく、ありがたいです。
24ヴァンフォード2500SHGの残念ポイント
ドラグ。
シマノの中価格帯はここがダメなんよなぁ・・。
ダイワは低価格でも十分仕事します。
※20ヴァンフォードよりは良くなってます。
もしや、これは頑張ってる方かもしれない！！？
他リールとの比較(20ヴァンフォード、23ヴァンキッシュ)
20ヴァンフォード
ちょっとイレギュラーな密巻きがない。
これがデカいです。
比較の主軸は「巻き」
上記で紹介したように、巻き心地、安定感、巻き取り力が向上します。
これは質感の向上にも繋がっており、24ヴァンフォードを使うと、20モデルがチープに感じてしまう程。(デザイン含め)
ここに魅力を感じるかどうかで、導入や買い替えの判断をするのがオススメ。
23ヴァンキッシュ
上位機種で価格は倍近い5万円弱。
大きな違いとしては、、
・更なる巻きの軽さと感度(大きな差ではない)
・耐久性(ハイブリッドボディ)
・ドラグ(滑り出しも利き方も滑らかで正確)
・密巻き
・デザイン性
上記となる。
ヴァンフォードやヴァンキッシュ等の軽快なリールは2500番以下での活躍シーンが多いと思っています。
当然、ラインは細い。そんなシーンではドラグの滑り出しの良さは必須と言えます。
また、密巻きでオシレート速度が遅く、スプールがバタつきにくい＋ハンドル素材がCI4+で、更に繊細に水中を捉えられます。
密巻きの飛びとフィーリングが得られ、その上、金属ボディの恩恵で性能持続や耐久性もある。
そしてヴァンフォードを超えるデザインの良さ。
倍近い価格を出す価値はあると思う。
24ヴァンフォード2500SHGの総合評価
前作同様、非常にコスパの高い機種。
ライバルであった24ルビアスの価格上がったので、2万円台で軽快なリールを探してる人には、是非オススメしたい。
